関東 明日11日は広く雨 ようやく猛暑収まる 3連休も梅雨空 強雨と熱中症に注意
3連休にかけて 梅雨前線が停滞
明日11日(木)は、梅雨前線が関東付近を南下して、昼頃からは雨の範囲が広がるでしょう。北部では、道路が冠水するほどの激しい雨が降る所もありそうです。南部でも、午後は一部で雨脚が強まるでしょう。
12日(金)から15日(月)海の日にかけては、梅雨前線が西日本から東日本に停滞する予想です。関東は断続的に雨が降り、ザッと強く降ることもあるでしょう。16日(火)以降、前線の活動が次第に弱まるものの、ぐずついた天気になりそうです。関東甲信の梅雨明けの平年は7月19日ごろ。梅雨末期の大雨に注意が必要な時期です。3連休に屋外のレジャーを予定されている方は、雨雲レーダーなどで最新の情報を確認し、無理のない行動を心がけてください。
蒸し暑さ続く 夜間も熱中症対策を
明日11日(木)から17日(水)にかけては、最高気温が35℃以上の猛暑日の所はない見込みです。ただ、明日11日(木)も東京都心や横浜などで30℃以上の真夏日が予想されていて、不快な蒸し暑さ。また、夜間の気温が25℃以上の熱帯夜の日もあり、寝苦しい夜が続くでしょう。
熱中症情報では、南部を中心に「厳重警戒」の日が多くなっています。湿度が高くなることで、熱中症にかかるリスクが高まります。エアコンの除湿機能などもうまく使いながら、対策をしてください。
熱中症予防のポイント
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。