6日 災害級の暑さが続く 22都県に熱中症警戒アラート 急な激しい雨にも注意
2024年07月06日08:11
関東以西 危険な暑さが続く
沖縄や九州から関東では朝から気温が高く、日中は日差しで気温がグングン上がるでしょう。最高気温は、那覇と福岡で35℃と猛暑日の予想です。静岡は37℃と、体温を超えるほどの暑さになるでしょう。熱中症警戒アラートが、今年最多となる22都県に発表されています。
北陸や北海道は、昨日5日ほど気温は上がりませんが、それでも金沢の最高気温は31℃と真夏日予想。札幌は25℃と、ムシッとした暑さが続くでしょう。仙台は32℃と、平年より7℃も高く、東北は真夏のような暑さが続きそうです。
局地的に雨雲が発達 激しい雨も
中国地方から関東では、晴れていても所々で雨雲が湧きそうです。雨の降る時間は短くても、局地的には道路が冠水するほどの激しい雨が降るでしょう。突風やひょうにも注意が必要です。
北陸は昼頃から次第に雨の範囲が広がり、晴れ間が出る東北も、午後はにわか雨がありそうです。激しく降ることもあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
北海道は、日本海側を中心に断続的に雨脚が強まるでしょう。激しい雨が降るおそれもあります。雨雲レーダーなどで最新の情報を確認しましょう。
熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。