九州から関東 週末も危険な暑さ 7日は静岡や前橋で38℃予想 熱帯夜も続く
2024年07月05日09:38
今日5日 今年最多の猛暑日地点に
日中はさらに気温が上がり、最高気温は名古屋と富山で37℃、前橋・宮崎で36℃の予想です。最高気温35℃以上の猛暑日地点は、全国のアメダスで100地点を超えて、今年最多となるでしょう。
熱中症警戒アラートが、沖縄や九州から関東、北陸の21都府県に発表されています。
週明けまで猛暑が続く所も
7日(日)は、関東周辺の上空1500メートル付近で24℃以上の暖かい空気が流れ込む予想。晴れれば地上の気温は40℃近くまで上がるほどの暖気です。7日(日)の最高気温は静岡や前橋で38℃と、体温を超える危険な暑さになるでしょう。
8日(月)以降は梅雨前線が南下して、九州から関東も曇りや雨の日が増えそうです。10日(水)頃には極端な暑さは収まるでしょう。ただ、夜間の気温が25℃を下回らない熱帯夜が続く所が多くなりそうです。喉が渇く前に水分をとり、寝る時もエアコンを使うなど、できる限りの対策をしてください。
熱中症の応急処置
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。