明日7月1日にかけて荒天 九州から東北は梅雨の最盛期の大雨に警戒 2週間天気
2024年06月30日07:58
7月1日(月)~7日(日) 2日(火)にかけて大雨の所も
予想降水量は、7月1日(月)午前6時までの24時間(多い所)に、東海で200ミリ、東北・北陸・近畿・九州北部で180ミリ、中国地方で150ミリ、北海道で120ミリ。2日(火)午前6時までの24時間(多い所)に、近畿で200ミリ、中国地方・九州北部で150ミリ、東海・北陸で100ミリ、北海道で50ミリとなっています。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や突風にご注意ください。
3日(水)以降も、本州付近は梅雨前線の影響を受けますが、九州から東北では梅雨の晴れ間もあるでしょう。北海道では、1日(月)午後は次第に天気が回復し、7日(日)にかけて晴れる見込みです。沖縄は夏空が続き、強い日差しが照りつけるでしょう。
最高気温は、平年並みか高い所が多くなりそうです。週の後半は九州から関東で30℃以上の真夏日が続き、3日(水)は名古屋で34℃と、うだるような暑さでしょう。蒸し暑い日が続くため、こまめな水分補給やエアコンを使うなど、熱中症対策を万全にしてください。
7月8日(月)~13日(土) 九州から東北は梅雨空 朝晩も蒸し暑い
北海道は、9日(火)と10日(水)に雨が降るものの、晴れ間の出る日が多いでしょう。沖縄も晴れる日が多いですが、にわか雨にはご注意ください。
最低気温・最高気温ともに、平年より高い日が多い見込みです。日中は全国的に暑さが続き、朝晩も気温が下がりにくいでしょう。那覇では、最低気温が28℃から29℃くらいと、寝苦しい夜が続きます。東京都心でも、夜から朝にかけて気温が25℃を下回らない熱帯夜になる日があり、夜間も熱中症対策を心がけてください。
大雨の備え
① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。
いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。