7月1日にかけて日本海側を中心に雨・風が強まる 西日本・東日本は2日も大雨に警戒
低気圧が日本海から北海道付近へ
2日(火)も梅雨前線が西日本から東日本に停滞するため、九州から東海を中心に、さらに雨量が増えるでしょう。
局地的に非常に激しい雨
東北は今日30日(日)夕方から、北海道は今夜から明日7月1日(月)朝にかけてが雨のピークで、局地的に雷雨や激しい雨。沿岸の地域を中心に、横なぐりの雨になるおそれもあります。
予想降水量
明日7月1日(月)午前6時まで
東海地方 200ミリ
東北地方・北陸地方・近畿地方・九州北部地方 180ミリ
中国地方 150ミリ
北海道地方 120ミリ
2日(火)午前6時まで
近畿地方 200ミリ
中国地方・九州北部地方 150ミリ
東海地方・北陸地方 100ミリ
北海道地方 50ミリ
3日(水)午前6時まで
北陸地方 120ミリ
東海地方・近畿地方・中国地方 80ミリ
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また竜巻などの激しい突風やひょうが降るおそれもあります。空模様の変化に注意し、雷の音が聞こえる・冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づくサインがあれば、すぐに建物の中に移動してください。
大雨が発生 とるべき対応は
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。