沖縄県久米島で6月としては記録的な大雨 九州南部も24時間で200ミリ超え
沖縄や九州・四国 大雨に
24時間降水量は、沖縄県の久米島では293.5ミリ(午前6時30分まで)と、6月としては観測史上1位を観測しました。
宮崎県えびの高原は227.5ミリ(午前4時20分まで)、鹿児島県屋久島は227.0ミリ(午前6時10分まで)と、大雨となっています。
また、明け方からは四国でも雨脚が強まり、高知県安芸市で1時間に78.0ミリ(午前5時40分まで)と、非常に激しい雨が降った所がありました。
※24時間積算雨量(上の図) 黄:100ミリ以上 オレンジ:150ミリ以上 赤:200ミリ以上
大雨エリアは東へ 土砂災害に注意・警戒
九州の雨は次第にやむものの、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。九州南部は、昼前にかけて土砂災害にご注意ください。奄美は、昼前まで激しい雨の降る所があり、引き続き、土砂災害に警戒が必要です。
四国は、昼頃までは高知県や徳島県を中心に雨が降るでしょう。線状降水帯が発生すると、同じような場所で猛烈な雨が降り続くおそれがあります。また、竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況になっています。雷の音が聞こえる・急に冷たい風が吹くなど、積乱雲が近づく兆しがある時は、頑丈な建物内に移動してください。
日中は、発達した雨雲がさらに東へ広がるでしょう。近畿や東海は昼頃にかけて、非常に激しい雨の降る所がありそうです。関東甲信は夕方頃にかけて、局地的に激しい雨が降るでしょう。土砂災害や低い土地の浸水などに注意、警戒してください。