花粉情報 4日は九州などで「非常に多い」 週の後半はスギ花粉が大量飛散
雨や雪でも油断せず対策を
北陸は昼頃まで雨や雪の降る所が多く、花粉の飛散量は少ないでしょう。東北は日本海側を中心に雪が降りますが、花粉が飛ぶため、対策が必要です。
雨のあと 大量飛散
6日は次第に天気が回復して、7日以降は東京や広島、福岡などで「非常に多い」日が続きそうです。スギ花粉の飛散のピークは、まだしばらく続くでしょう。
花粉が飛びやすい条件
① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。
② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。
③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。
花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。