週末は強い寒気 北陸や東北で大雪か 5日頃は広く雨 寒暖差・花粉の大量飛散に注意
2日(土)頃にかけて 強い寒気南下
明日1日(金)は、九州から関東は明け方まで雨や雪の降る所が多いですが、太平洋側では日中は天気が回復に向かいます。東北南部の太平洋側も、昼頃には雨や雪がやむ見込みです。
一方、山陰から北陸は断続的に雨や雪で、東北と北海道は日本海側を中心に雪が降るでしょう。2日(土)頃を中心に雪の降り方が強まり、猛吹雪になる所もありそうです。3日(日)12時までの72時間予想積算降雪量を見ると、北陸や東北の日本海側で特に多くなっています。大雪による交通への影響に注意、警戒してください。
次の雨は5日(火)頃
4日(月)の午後は九州など西日本で雨が降り出し、5日(火)と6日(水)は東海や関東、北陸も広い範囲で雨が降るでしょう。太平洋側の沿岸部を中心に雨雲が発達しやすく、風も強まりそうです。東北は平地でも雪になる所があるでしょう。令和6年能登半島地震で揺れの⼤きかった地⽅は、地盤の緩んでいる所があり、少しの⾬でも⼟砂災害の危険度が⾼まるおそれがあります。
激しい寒暖差 スギ花粉の飛散が最盛期
その後、3日(日)と4日(月)は最高気温が15℃前後と、ひと月先くらいの暖かさでしょう。5日(火)は朝からあまり気温が上がらず、グッと寒くなりそうです。
3月に入ると、九州から関東だけでなく、北陸や東北もスギ花粉の飛散が増えてきます。晴れて気温が上がる日、雨の翌日、風が強い日などは花粉が大量に飛ぶでしょう。これまで以上にしっかりと対策をしてください。