23日の関東 平地でも雪 水戸では積雪状態に スリップ事故や転倒に注意
平地で雪の所も 水戸は積雪状態
午前6時の東京都心の天気は「雨」。気温は1.8℃と、雪になってもおかしくない気温です。水戸市は午前6時現在、気温が0.6℃、積雪の深さは2センチ。うっすらと雪が積もっています。
12時の天気分布では、秩父から箱根周辺にかけての山沿い、北部の平地も所々で「雪」の予想です。関東南部の平地は「みぞれ」か「雨」の所が多くなっています。予想より少し気温が下がるだけで、雪の範囲が広がるため、レーダーなどで最新の情報を確認してください。
前線が次第に南下するため、夕方以降は次第にやみますが、千葉県では夜まで雨や雪が降りやすいでしょう。雪が積もらなくても路面の凍結など注意が必要です。
極寒の一日
東京都心は、最高気温が4℃の予想です。2月6日(火)に最高気温5.4℃を観測しましたが、昨年12月以降で5℃を下回った日はまだありません。
また、3日前は初夏のような陽気だったのが、一転して真冬の寒さになっています。気温の低さだけでなく、激しい寒暖差で体調を崩さないようにしてください。
路面の凍結 特に注意すべき所は
(1)橋や歩道橋の上は、地面の熱が伝わりにくく、風通しが良いので、凍結しやすくなります。特に、ふぶいている時は、他の所よりも風が強く、視界が悪いうえに、凍結しやすいので、かなり危険です。
(2)トンネルの中と外では、路面状態が大きく違うことがあります。トンネルの出入り口では路面の凍結により、急にハンドルを取られないよう、十分、スピードを落として運転しましょう。
(3)交差点やカーブも、近づく前に、十分にスピードを落とすことが大切です。ハンドルを切ったまま、ブレーキを踏むと、とても滑りやすくなります。また、加速する時も、交差点やカーブを曲がり切ってから、アクセルを踏みましょう。
(4)日陰は、いったん路面が凍結すると、完全にとけるまでに時間がかかります。建物の北側など、日陰になりやすい道を通る際は、十分にお気をつけください。