きょう11日 日本海側を中心に所々で激しい雨 九州は少しの雨でも土砂災害に警戒
午後ほど雨雲が発達
沖縄は強い日差しが照りつけるでしょう。九州から関東も日差しが届きますが、変わりやすい天気。局地的には激しい雨が降り、道路が冠水するおそれもあります。北陸は昼頃から次第に雨の範囲が広がり、東北と北海道は日本海側を中心に雨が降るでしょう。雷雨や激しい雨が降って、大雨になる所もありそうです。土砂災害や川の増水、突風やヒョウにもご注意ください。
最高気温は、きのう10日と同じくらいの所が多く、厳しい暑さが続くでしょう。関東甲信では、35℃以上の猛暑日が続く所が多くなりそうです。熱中症対策を万全にしてお過ごしください。
九州北部 土砂災害に警戒を
地盤が緩んでいるため、少ない量の雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。危険な崖や斜面、また増水した川には近づかないようにしてください。
土砂災害の前触れは
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。