路面状態の悪化など 近畿や東海・関東甲信で道路への影響大 最新情報の確認を
東海や関東中心に 影響大
すでに雨がやんでいる西日本でも、大雨による道路への影響があり、近畿ではきょう(3日)12時にかけて影響が大きくなりそうです。
東海と関東甲信でも、きょう(3日)は道路への影響があり、特に夕方までは影響が大きいでしょう。昼前にかけては激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるため、最新の交通情報を確認してください。見通しや路面状態の悪化、崖が崩れるなど、道路への大きな影響が考えられます。
非常に激しい雨って どんな雨?
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。
非常に激しい雨が降ると予想される所や、記録的な大雨になった所では、土砂災害や川の増水、氾濫に注意、警戒してください。
土砂災害の前触れは
1つめは、がけや地面にひび割れができることです。
2つめは、木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえたり、土のにおいがしたりすることです。
3つめは、井戸や川の水、湧き水が濁ることです。湧き水が止まる場合も、前触れの一つです。
4つめは、がけや斜面から水が湧き出たりすることです。
そのほか、小石がバラバラと落ちてくる、地鳴りや山鳴りがする、雨が降り続いているのに川の水位が下がる、樹木が傾く、などがあります。このような時は、土砂災害の危険が高まっています。すぐに周りの人に声をかけて、安全な所へ避難してください。