あす18日も関東や東北は異例の暑さ 東京都心は2日連続で真夏日か 熱中症に警戒
暑さのピーク あす18日まで
あす18日も、近畿から東北にかけては、最高気温が30℃以上の真夏日になる所が多い見込みです。関東の内陸部では、最高気温が35℃以上の猛暑日になる所もあるでしょう。東京都心は朝から速いペースで気温が上がり、昼頃には30℃を超える予想です。東京都心で、5月中旬までに2日連続で真夏日になれば、統計開始以来、初めてのことです。また東北南部も30℃以上の真夏日が続出し、5月中旬としては記録的な暑さになるでしょう。
一方、天気が下り坂となる九州や中国、四国は、季節先取りの暑さは収まりそうです。
19日(金)には暑さ収まる
雨でいったん暑さが収まっても、5月後半は晴れると気温が30℃近くまで上がることも珍しくありません。日中は熱中症対策を心がけましょう。ただ、朝晩はまだ肌寒く感じられる日もありますので、服装でうまく調節してください。
熱中症予防のポイント
① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのがおススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど十分ご注意ください。