10日の花粉情報 スギ花粉の飛散 ピークが続く この先も雨上がりは要注意
雨でも対策を
一方、東海や関東は朝まで、北陸、東北は昼頃まで雨の降る所が多く、夜にかけてもにわか雨や雷雨の所があるでしょう。花粉の飛散量は東京などで「やや多い」となっていて、少し抑えられそうです。ただ、雨上がりは花粉が飛びやすいため、油断せずに対策をしてください。
大量飛散 雨上がりは注意
気温は来週にかけても、全国的に平年より高い日がほとんどで、12日(日)までは平年より大幅に高いでしょう。気温がグンと上がる日や雨上がりは、花粉が飛びやすい条件に当てはまります。ヒノキ花粉も飛び始めていますので、対策を万全にしてお過ごしください。
外出時の花粉対策
① メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。
② マスク
マスクを使用すると、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。
③ 衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。