2023年「初日の出」 太平洋側は広く見られる 万全の寒さ対策を
初日の出が見られる所は?
あすの元旦は、北海道の南西部や北部は雲が広がりやすく、所々で雪が降りそうです。東北は日本海側を中心に雪が降るでしょう。北海道の東部、東北の太平洋側の沿岸は、初日の出が見られる所が多い見込みです。
北陸は、新潟県や石川県を中心に雨や雪が降るでしょう。ただ、北陸3県は雲の間から初日の出を見られる所もありそうです。
関東から九州は広い範囲で晴れるでしょう。近畿北部や山陰などは雲が多いですが、ほとんどの所で初日の出が見られそうです。沖縄も本島地方は晴れて、初日の出が期待できるでしょう。
初日の出の時刻
国立天文台によりますと、日本の領土で最も早く「初日の出」となるのは、南鳥島の午前5時27分。無人島を除いて最も早い「初日の出」は、小笠原諸島の母島で午前6時20分となります。
島を除いて、北海道・本州・四国・九州でいちばん早く初日の出を見られるのは富士山の山頂(標高3776メートル)で、午前6時42分です。標高が高い場所では日の出が早くなりますので、もっと東にある標高の低い場所よりも、初日の出を先に見ることができます。
北海道・本州、四国、九州の平地で最も早く「初日の出」となるのは、千葉県犬吠埼で午前6時46分です。日本の領土で「初日の出」が一番遅いのは、日本最西端にある沖縄県の与那国島で7時31分です。
朝は底冷え
底冷えとなりますので、足元からしっかり温めて、初日の出を楽しんでください。