今週は九州などで夏日予想 朝晩と日中との気温差は10℃以上 来週は気温大幅低下
朝晩と日中の気温差に注意
一方、最低気温も平年並みか平年より高いですが、放射冷却が強まるため、朝晩は冷えるでしょう。放射冷却は、物が外へ熱を出して冷える現象のことです。穏やかに晴れる日ほど放射冷却が強まり、夜から朝にかけては気温がグッと下がります。12日(土)にかけては、朝晩と日中との気温差が10℃以上の所が多く、内陸部では15℃以上の所もあるでしょう。時間によって上着を脱いだり着たりしながら、うまく調節してください。
雨のあと 気温ガクッと下がる
この雨を境に、冷たい空気が流れ込みます。14日(月)はまだ暖かい空気が残る関東から西でも、気温がジワジワと下がってくるでしょう。北よりの風も吹いて、体感温度が下がりそうです。今週は暖かい日が続くことから、平年並みでも、気温の急な変化が体に堪えるでしょう。また15日(火)は関東では雨が降って、気温は朝からあまり上がらない予想です。
気温と服装の目安
気温と服装の目安は、気温が20℃以上なら長袖シャツ一枚でちょうど良いくらいです。20℃を下回るとカーディガン、15℃を下回るとセーター、10℃を下回ると冬のコートが必要とされています。札幌は、14日(月)以降は日中でも気温がひとケタの日があり、北海道では冬のコートが必要になるでしょう。
人により暑さや寒さの感じ方が異なりますので、服装選びの参考にしてください。