2週間天気 北海道~北陸はあす16日にかけて大雨 関東以西はお盆明けも厳しい残暑
16日(火)~22日(月) あす16日も大雨に警戒
17日(水)から18日(木)にかけては前線が南下し、関東から九州、北陸の広い範囲で雨雲がかかるでしょう。日本海側を中心に大雨になるおそれもあります。最新の情報を確認してください。20日(土)頃は、九州から東北の広い範囲で雨が降るでしょう。一時的に雨脚が強まりそうです。
関東から九州では、最高気温が35℃くらいまで上がる日もあるでしょう。17日(水)からの雨でいったん猛暑が収まるものの、連日のように最高気温は30℃を超えそうです。また記録的な大雨になっている東北北部なども、日が差すと厳しい暑さでしょう。復旧作業にあたる際は、こまめに水分や休憩をとるなど、熱中症対策を心がけてください。
23日(火)~28日(日) 厳しい残暑続く
8月下旬になっても、西日本を中心に厳しい残暑が続くでしょう。福岡など、最高気温が30℃以上の真夏日が続きそうです。また、最低気温が25℃を下回らない熱帯夜が続く所もあるでしょう。東北から東海では、27日(土)以降はしのぎやすいものの、暑さによる疲れも出てくる頃です。日々の熱中症対策だけでなく、体調の変化にも気をつけてください。
あると便利 熱中症対策グッズ
① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。
熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。