関東の週末 熊谷・前橋で36℃ いきなり猛暑日か 都心は33℃ 熱中症に厳重警戒
夏本番のような暖気が流入
29日(日)午前9時の暖気(1500m付近で15℃以上)の予想では、関東周辺にも流れ込んでいることがわかります。週末は、この暖気と強い日差し、山越えの西よりの風の影響で、日中は気温がグングン上がるでしょう。最高気温はあす28日(土)よりも29日(日)の方が高く、夏本番のような暑さに。
関東では今年、最高気温30℃以上の真夏日になった所はありません。ここ10年(2013年から2022年)では、その年の初めての真夏日が最も遅くなっています。今週末は真夏日を飛び越えて、いきなり猛暑日になる所もあるでしょう。まだ体が暑さに慣れていない時期ですので、万全な熱中症対策をしてください。
熱中症指数 東京・熊谷「厳重警戒」
最も気温が高くなる時間帯は、昼過ぎ。29日(日)の東京都心は、午前9時に25℃を超えて、午後2時頃に33℃近くまで上がる予想です。25℃を下回るのが午後7時くらいで、暑さを感じる時間が長くなるでしょう。
熱中症指数は、東京と熊谷で上から2番目の「厳重警戒」、横浜や前橋などで「警戒」レベルです。室内、屋外問わず、熱中症対策がかかせません。
熱中症予防のポイント
① 日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。