20日 花粉情報 対策必須 九州はヒノキ花粉も飛散
九州・四国で「非常に多い」
花粉の飛散量は、九州と四国では「非常に多い」となっています。九州ではヒノキ花粉も飛び始めていて、症状が強く出るという方もいるかもしれません。表面がツルツルしたアウターを選ぶなど、花粉を取り込まないように、しっかり対策をしてください。
関東は「多い」、中国地方や近畿、東海、北陸、東北は「やや多い」となっています。沿岸部では、風がやや強く吹く所もあるでしょう。花粉が飛びやすい条件の一つです。油断せずに対策をしましょう。
帰宅後の花粉対策
まず帰ってきたら、うがいをしましょう。また、洗顔をして花粉を落とすとよいでしょう。髪の毛にも花粉が付着するのでしっかりとシャンプーをするのも効果的です。
花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。新型コロナウイルス感染予防のため、換気をする機会が多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。