あす30日 暑さと雨の降り方に注意 沖縄は梅雨末期の大雨 九州は35度に迫る所も
雨の降り方に注意
一方で、九州から北海道は日本海側を中心に日差しがあって、日中は気温が上がりそうです。最高気温は九州から近畿は30度前後の所が多く、厳しい暑さに。九州北部は特に気温が高く、佐賀は最高気温34度の予想で、猛暑日一歩手前の暑さになるでしょう。佐賀では33度を超えれば、9日ぶりになります。
地上の気温が上がると心配なのが、にわか雨。上空には冷たい空気の流れ込みが続くため、地上と上空の気温差が大きくなります。午後を中心に局地的に雨雲が湧いて、雷雲にまで発達するでしょう。発雷確率を見ると気温の高い地域ほど、青や緑、黄色と雷が発生する確率が高くなっています。雷がゴロゴロと鳴って、急に強い雨が降る所があるでしょう。晴れていても天気の急変にご注意下さい。
梅雨前線 本州付近で活動が活発に
沖縄は7月2日(金)以降は晴れる日が多くなり、梅雨明けの可能性があります。沖縄の平年の梅雨明けは、6月21日ごろ。平年より1週間以上遅い、夏の訪れとなるでしょう。きょう29日(火)気象庁から発表された「高温に関する気象情報」によると、沖縄地方は7月1日から5日にかけて、最高気温が33度以上となる所がある見込みです。梅雨末期の大雨のあとは、熱中症に警戒が必要となるでしょう。