あす8日 暑さと寒気で雨雲が急発達 局地的な激しい雨や雷雨に注意
続く暑さ 天気急変の一因に
地上気温の上昇に加えて、上空には寒気が流れ込みます。上空5500メートル付近でマイナス18度以下の寒気が北海道に、マイナス12度以下の寒気が関東や北陸付近まで流れ込みます。地上と上空の気温差が大きくなるため、局地的に湧いた雨雲が急速に発達するでしょう。
雨の範囲は狭いが 雷雨や激しく降る所も
雨雲が湧きやすい時間は昼頃から。山沿いを中心に、にわか雨や雷雨がありそうです。まるで夏の夕立を思わせるような降り方になるでしょう。カミナリ雲にまで発達して雨脚が強まり、1時間に20ミリ以上の強い雨(土砂降りの雨)や、1時間に30ミリ以上の激しい雨(バケツをひっくり返したような雨)が降る所もありそうです。大気の状態が不安定なため、竜巻などの激しい突風やヒョウが降るおそれもあります。
カミナリの音がゴロゴロと聞こえる、真っ黒な雲が近づいてくるなど、天気急変のサインには要注意。家を出る時に晴れていても、折りたたみの傘があると安心です。tenki.jpの雷レーダーでは、雨雲とともに、落雷があった地点や雷の予報を確認できますので、参考になさって下さい。