花粉 「非常に多い」レベル 西日本はヒノキがピーク
特に注意が必要な日は?
あす23日(火)・24日(水)、26日(金)・27日(土)は、広く晴れて、気温も上昇。花粉が飛びやすい条件がそろいます。特に26日(金)と27日(土)は各地で「非常に多い」予想です。
雨が降って、少し花粉の飛散が抑えられるのは、25日(木)と28日(日)。一方で、仙台は連日「非常に多い」予想となっていて、東北では「スギ花粉」がピークを迎えています。
九州から近畿 ヒノキ花粉がピーク
九州から近畿は4月上旬にかけて、東海と関東は4月上旬から中旬にかけてが、「ヒノキ花粉」のピークとなるでしょう。折り返しを過ぎても、少なくとも4月中は万全な対策が必要です。
帰宅後の対策
なお、花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。
花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。新型コロナウイルス感染予防のため、換気をする機会が多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。