17日 日本海側で非常に激しい雨 前線北上で蒸し暑く
秋雨前線 活動が活発に
けさ(17日)にかけて、九州には発達した雨雲がかかりました。長崎県佐世保市では1時間に57.0ミリ(0:49まで)、雲仙岳では1時間に51.0ミリ(4:03まで)の非常に激しい雨を観測しています。今夜にかけて秋雨前線が本州付近を北上し、九州から北陸、東北にかけて前線が停滞しそうです。雨の範囲は東へ、北へと広がるでしょう。
午後は九州だけでなく、中国・四国から北海道の広い範囲で大気の状態が非常に不安定になりそうです。日本海側を中心に局地的には1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るでしょう。あす(18日)にかけて1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。非常に激しい雨は滝のような雨の降り方です。

予想降水量
九州北部 200ミリ
中国地方 120ミリ
北陸、東北 80ミリ
北海道 60ミリ
土砂災害やアンダーパスなどの低い土地の浸水、川の増水に警戒・注意が必要です。
また発達した雨雲の下では、落雷や竜巻などの突風の吹くおそれがありますので、外の様子に気を付けて下さい。
夏のような蒸し暑さの所も
晴れる沖縄は、真夏並みの暑さに。雨が降る九州から東海は平年並みの所が多いですが、それでも30度前後の予想です。北陸は30度を超える所が多く、かなり蒸し暑く感じられるでしょう。関東は日の差す時間もあり、30度近くまで上がる所が多くなりそうです。きのうよりムシムシと感じられるでしょう。東北と北海道は平年より高く、北海道も札幌など25度以上の夏日の所がありそうです。
室内でもこまめに水分をとるなど、熱中症にならないよう対策をして下さい。