27日 太平洋側は大荒れに 関東甲信は大雪の所も
局地的に激しい雨 暴風や高波に警戒
【雨の見通し】
低気圧は発達しながら九州付近を進む予想です。低気圧や前線に向かっては暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定に。夜にかけて雷を伴って雨脚の強まる所があり、九州や四国では、滝のような非常に激しい雨の降ることもありそうです。
また雨の範囲は次第に東へ広がるでしょう。東海は昼ごろから、北陸は夕方から広く雨が降りそうです。
【風の影響】
九州から関東の太平洋側では海上を中心に非常に強い風が吹いて、大しけとなる所があるでしょう。暴風や高波に警戒が必要です。東海や関東は、午後になると風が強まりそうです。瞬間的には看板が落ちてきたり、何かにつかまらないと立っていられないほどの非常に強い風が吹くでしょう。
風の予想(あすにかけて):最大風速(最大瞬間風速)
四国 25メートル(35メートル)
九州北部、中国、近畿、東海 23メートル(35メートル)
九州南部、伊豆諸島 20メートル(30メートル)
波の予想:あすにかけて
四国 7メートル
九州南部、近畿、東海、伊豆諸島 6メートル
九州北部、中国、関東 5メートル
関東甲信 山沿いを中心に大雪
静岡県や山梨県、長野県の南部は昼ごろから雪や雨が降り出すでしょう。次第に北へ、東へと降る範囲が広がりそうです。関東と長野県の北部、中部では、夕方以降は広く雪や雨になるでしょう。降り始めは雨の所も、次第に雪やみぞれに変わりそうです
東京23区でも雪が積もったり、気温が予想より低くなった場合は大雪になる恐れがあります。交通機関に影響がでる可能性もあります。最新の情報を確認して下さい。
湿った雪になるため、雪の重さでビニールハウスやカーポートが倒壊したり、電線や樹木への着雪にも注意して下さい。路面が凍結する所もありそうです。足もとが滑りやすくなるので、転んでケガをしないように気をつけて下さい。
雪の予想:あすの明け方まで(多い所)
甲信 30センチ
関東北部、箱根から多摩・秩父 20センチ
関東南部の平野部 5センチ
日中も気温上がらず
東北と北海道はきのうより高く、2月下旬から3月上旬並みの所が多いでしょう。