23日 太平洋側は天気回復 夜は寒いイヴイヴに
甲府で初雪 路面の凍結などに注意
【甲府で初雪】
甲府からは平年より遅い、初雪の便りが届きました。
甲府地方気象台では、昨夜(22日)午後10時38分頃、みぞれを観測し、初雪となりました。
(平年より12日遅い、昨年より25日早い)
午前6時現在の積雪は、甲府で1センチ、河口湖は24センチと一気に雪が積もりました。
※今年の2月1日から初雪の観測は自動化され、降水と気温や湿度から自動的に判別されて発表されます。昨年の差は、昨年の目視観測による初雪日との差です。
冬の天気分布に
【太平洋側 天気回復】
九州と中国・四国から北海道の太平洋側は、広い範囲で晴れるでしょう。東北は昼頃まで雪や雨の降る所がありますが、次第にやむ見込みです。関東甲信の山沿いでは、雪が降って景色が一変している所もあります。足もとが滑りやすくなっていますので、注意が必要です。
【日本海側は冷たい雨や雪】
山陰から北海道の日本海側は、すっきりしない天気が続きます。山陰や近畿北部は雲が多く、所々でにわか雨や雷雨がありそうです。北陸は断続的に雨や雷雨、標高の高い所では雪になるでしょう。東北も雪や雨が降りやすく、次第に風が強まりそうです。北海道は夕方以降の降る所があるでしょう。
日中は日差しの温もり 夜は冷え込む
晴れる太平洋側は、きのうに比べると寒さが和らぎます。九州から関東は、日中の気温はきのうより3度から5度ほど高い所が多いでしょう。12月下旬としては気温が高く、10度を超えて日差しの温もりを感じられそうです。四国や九州は15度くらいまで上がる所もあるでしょう。ただ、夜はグッと冷え込みますので、暖かい服装でお出かけ下さい。
【この時期らしい寒さ】
北陸と東北・北海道の日本海側は、防寒対策が欠かせません。最高気温はきのうと同じか低くなりそうです。
北海道はけさ、今シーズン一番の冷え込みの所が多くなりました。最低気温は、後志地方の喜茂別町で氷点下20.9度、上川地方の占冠村は氷点下20.2度まで下がりました。日中も氷点下となる真冬日の所が多いでしょう。