今日27日(木) 日中は広く晴れ 春の空気が優勢 雪解け進む 雪崩など注意
高気圧の圏内 日差し暖か
北海道の北部や南西部、東北の日本海側は、所々で雪が降ります。沿岸では風がやや強く、ふぶくでしょう。北陸は曇りや雨で、山沿いや内陸の一部で雪が降ります。
日中は高気圧に緩やかに覆われるでしょう。雪や雨はやんできて、多くの所で晴れる見込みです。風が収まり、暖かな日差しに春を感じられるでしょう。
夜にかけても広い範囲で晴れそうです。ただ、高気圧の中心が少し東へ移り、西の地域ほど湿った空気が入りやすくなります。九州では所々で雨が降りますので、お帰りが遅くなる方は念のため雨具をお持ちください。
最高気温 平年並みかやや高い 多くの所で3月中旬並み
東北北部は8℃前後、東北南部と北陸は10℃くらいで、昨日と同じか更に高くなるでしょう。
関東から九州にかけて、広く15℃前後の予想。昼間は、ジャケットなど軽めの上着で良さそうです。沖縄は22℃前後で、長袖のシャツ一枚で過ごせるくらいでしょう。
今日も全国的に平年並みか高めで、3月中旬並みの所が多くなる見込みです。
この暖かさで、雪解けが進みます。積雪の多い地域では、雪崩など、いっそうの注意が必要です。
雪解け進む 注意点は
① 雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。
② 気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。
③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。